なぜドイツ在住の私が茶道について学ぼうと思ったか?3つの理由
ドイツに限らず海外に住んでいる方の中には、ふと
「あ、私、和文化好きかもしれない!?」
と思った経験がある、という方もいるのではないでしょうか。
もしくは、日本に住んでいる方の中にも「将来海外に行く際に日本の文化を語れないと恥ずかしいかも!?」って思っている方もいるでしょう。
今回は、ドイツに住む私がなぜ突然、茶道を始めようと思ったかについてご紹介します。
- 海外に住む筆者が突然茶道を始めようと思った理由がわかる
- 諦めていた和文化趣味を始めようと思えるきっかけになる
- アノ有名人も2022年、茶道について学ぼうしていることがわかる
この記事を読めば、茶道に限らず敷居が高い和文化ももしかすると敷居が低くなって、「何か新しいことを始めてみよう」と思えるきっかけになるでしょう👍
私が茶道について学んでみようと思ったきっかけ3つ
結論から言うと、私がドイツに移住した今のタイミングで
「茶道を始めよう!」
と思ったきっかけって、こんな感じです!
- 日本史大好きが高じた
- ドイツ移住後に知り合いにお茶の飲み方を尋ねられて答えられなかった
- 茶道について手軽に学べる環境があることを知る
私のパーソナルな部分もわかると思うので、これから詳しくご紹介しますね^^
もともと日本史大好きだった
じつは、茶道について興味を持つきっかけのひとつに日本史オタクという側面があります(笑)
某ゲームがきっかけで日本史が大好きになり、高校時代は日本史が選択科目でした。
Chihanが高校時代だった00年代初頭は、好きな科目をプラスで追加受講できる選択科目という授業がありました。
日本史の資料集を眺めることが好きだった私は、ゲームによりその熱が上がり、高校時代に日本史を選んでいました。
で、Chihanがお熱だった…いや、今もお熱なのですが、戦国時代などの武家社会関連だったというわけなのです。
日本に居たら、鎌倉殿の13人だって見たかったです( ;∀;)
で、戦国時代といえば、織田信長に豊臣秀吉がメインですよね。
彼らはこぞって茶道を愛してたわけですよ!!
両者とも、各々茶道を政治に取り入れていたっていう背景もあるくらいです。
さらに武家社会では武士のたしなみと戦いを忘れさせてくれるための時間として茶道があった、と。
本当は男子のたしなみが時代の変遷とともに女性に移り変わってるなど、なんか深い!(語彙力)
おっと、この辺りは語りだすと止まらなくなるのでまた別の機会に!
そんなわけで、大人になって戦国時代の関係者ゆかりの地に足を運んだり、歴史オタクの先輩たちから戦国歴史漫画をすすめられたりしているうちに、自然と茶道ってかっこいいなーとか、もっと早くやっとけばよかったって思うようになるんです。
移住直後にお茶の飲み方を聞かれて答えられなかった(笑)
私は尺八に魅了されたドイツ人で、このブログの運営者の片割れであるHannesと結婚しました!
そんな彼の知人・友人にも、日本文化が好きな方、あるいは精通している方が多い。
あるひ、Hannesの知人と会った際に、私、こんな質問をされたんです!!
とまぁ、ちゃんと答えられなかったわけです。
わびさびについても説明できなかった(´;ω;`)
さらに、Hannesのママと妹(私から見たら義姉)からは、こんなことを聞かれました。
とまあ、なんとなくしか知らなくてWikipediaに頼ったわけです(;^ω^)
知らないことに恥ずかしいことはないし、ちゃんと学べばいいのですが、やっぱり日本人としてドイツに移住した以上ちゃんと答えられるようになりたいと思ったんです。
「茶の湯をたしなむ細川忠興カッコいい💕」
じゃすまされないと悟りました(;^ω^)
茶道を手軽に学べる環境があった
全国・全世界の茶人に怒られちゃうかもしれませんが、先に謝ります、ごめんなさい(´;ω;`)
茶道って敷居高くないですか?
わたしが人生30数年、茶道についてはこんなイメージ持っていました。
- お座敷行かなきゃいけない
- 終わりがない
- キビシイ世界
- 礼儀が厳しい
- お金持ちの趣味
って感じで、手軽に学べないイメージがありました。
中学・高校にも茶道部ってありましたが、なんか嫌煙していました。(今思えば結構後悔している)
ですが、仕事を通じて知り合った方から教えてもらったのが、初心者でも気軽に茶道を楽しめる「テーブル茶道」という存在!
茶道を座敷でなくテーブル上で気軽に楽しめるよう、現代風にアレンジされた茶道のこと。
ドイツにいると、そうそう和室なんてありません。
ましてや、茶室で本気で学ぼうとするとベルリンとかフランクフルトとかの都会に行かないと学べないみたいです。
(私たちはヘッセン州の都会田舎在住)
茶道が果たして自分に向いているかわからないけど、まずは試しにやってみたい!
一方で、試しにやってみるほど敷居が低いわけではないと感じてしまう。
この年になるまで茶道についてきちんと学べなかったのは、そこにあると言っても良いでしょう。
でも、テーブルを使ってやるのであれば、
「ドイツに住んでいても日常生活に茶道の慣習を取り入れられるかも!?」
「続けられそう!」
「茶道についてもっと深く知りたい!と思ったら茶室に通えばいいんだ!」
という具合に、茶道について学びたいと思っても敷居が高くて避けてきた方にとっても、希望の光なんじゃないかなと思ったんです。
実際に、私自身もテーブルで行う茶道については体験してきました。
茶道で大切にする掛け軸や生け花、振る舞いなどを大切にしつつも、自宅に茶筅や専用のやかん・囲炉裏がなくても大丈夫だという方法に感動したものです。
(ドイツじゃ質を極めると手に入りにくいし、そこそこ高価)
しかも、体験会は全てインターネットを通じて行われるんです!
インターネット様様!!
こんなに茶道が身近にかつ気軽に体験できるって、すごく有難いことだなって感じたのでした。
まとめ
今回はサイト運営者のひとりChichanが、どうしてドイツに住みながら茶道について学ぼうと背中を押されたのかについてお話ししました。
ドイツに限らず海外に行くことになると、日本の文化についてゼッタイ聞かれます!!
なぜなら、YouTube動画などインターネットの発達で気軽に日本文化を知り、チャレンジしたいと思う外国人が多くいるから。
また、海外に出た瞬間、過去の思い出や経験はもちろん、誰かからの発言がきっかけで「和文化について深く知りたい!」って思うこともあるでしょう。
もしかすると、私みたいに歴女の方が何かをきっかけに「茶道をやってみたいかも」って思うこともあるかもしれません!
茶道について学ぼうと思うきっかけは人それぞれかと思いますが、少しでも茶道について知りたい!勉強したいと思ったら、私のように今からでも遅くはないと思います。
あの中田あっちゃんも、山田太郎さんにすすめられて、2022年は茶道を極めるみたいですよ(笑)
ってことで、今回はおわり!
Chichan