ドイツで茶道と尺八と盆栽をたのしむ夫婦

テーブルスタイル茶道に参加!オンライン体験会で学んだことを書いてみた

    
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テーブルスタイル茶道に参加!オンライン体験会で学んだことを書いてみた
Chichan
Chichan
和文化を愛する夫婦の片割れ、Chichanです!

以前、ブログで私がどうしてドイツから茶道を学びたいと思ったのかについてまとめました。

実はかれこれ1年前に、テーブルで学べる茶道っていうものがどんなものかというのをオンラインで体験してきたんです。

今回は、テーブルでの茶道体験会(オンライン)で学んだことについてご紹介します。

【テーブルでの茶道】体験会に参加しようと思ったきっかけ

2021年、Chichanは自分の誕生日前日に自分への誕生日プレゼントの一環として「テーブルスタイル茶道」のオンラインワークショップに参加してきました!

なんで体験会に参加しようと思ったかというと、こんな感じです。

  • 日本史オタクだったから(笑)
  • 身内が和文化に関わっていた(笑)
  • 友達が実は講師だったから(笑)

全てが偶然であり必然だったのかなって思っています。

詳しくお話ししていきますね!

日本史オタクだったから(笑)

ここのウェイトが8割なので熱く語りますが(笑)、Chichanは筋金入りの歴女です。

日本画とか浮世絵好きだし、日本の古典楽器も好きだし、伝統工芸品や仏像・禅文化・建築など、本当こまっちゃう!(笑)

浮世絵については、大学時代に履修していた美術の授業で『富岳三十六景』に関する課題レポートを提出しています( ´艸`)

さらに、日本にいたころの私は寺社仏閣史跡戦場跡地巡りが大好きで、ひとりで高野山の宿坊に寝泊まりしたこともあるくらいです。

推し武将・偉人(笑)
  • 石田三成
  • 小西行長
  • 大谷吉継
  • 細川忠興・ガラシャ夫婦
  • 直江兼続
  • 歌川(安藤)広重
  • 落合芳幾
  • 葛飾北斎
  • 真田昌幸
  • 前田慶次 など

お仕事でも日本史や和文化に関わっていた時期もありました。

ちなみに、瞑想については夫婦して習慣化しております👍

身内や周囲が和文化に関わっていた(笑)

身内、そして夫が偶然なのか必然だったのか、和文化に関わっています。

身内・夫の和文化に関わってた軌跡
  • 父=>現役の表具屋(一級技能士)
  • 伯父(父から見て長男、故人)=>左官屋、農家
  • 伯父②(父から見て次男)=> 盆栽が趣味
  • 夫=>尺八練習なう、盆栽好き

夫に至っては、出会いの段階から尺八やっていたので偶然としか思えない!!

Hannes
Hannes
尺八、最高!

最近、本業や日常生活を通して出会った人たちも和文化率がスゴイ。

  • 友達①=>茶道の講師、武者小路流で鍛錬を積む予定
  • 友達②=>盆栽趣味だった(ドイツ人)
  • 知人①=>着物スタイリスト
  • 知人②=>ガチの茶人
  • 知人③=>尺八の先生(夫の先生)
  • クライアント様①=>副業で着物レンタルショップ運営
  • クライアント様②=>和文化を広めるメディアで活動中
  • お客様①=>小さい頃茶道やってました!お茶の工場の人と週1で会います!っていう人

どういうこと(笑)

ってことで、私は日本の伝統文化を仕事にしている人たちや趣味として楽しんでいる人たちを全力で尊敬しています!!

友達がまさかのテーブルでやる茶道の講師だった

茶道みたいに「道」がつくのは、初心者から一番とっつきにくいイメージがあったんですが、友達が講師をやっていると知ってかなーりハードルが下がりました。

茶道はどーーーーーーしても初心者にはハードルが高い!!!

「茶道はちゃんとした座敷のある茶道教室に通わないとできないんだぁ」

って思っていました。

ドイツだと、緑茶入れてお出ししたら

「Teezeremonieみたいだ!!」

って言ってくれるので、ホントの茶道とはワケが違いますよね😅

茶道って中には、お子さまの習い事に取り入れている親御さんもいらっしゃったりとか、6歳の6月6日から始めるっていう習わしがあるとかエトセトラ。

6歳の6月6日からっていう感じだと、もう大人ダメじゃん!って突っ込みたくなっちゃうのがホンネでした。

お茶だしただけじゃ茶道ではない。他者を寄せ付けず、荘厳でお金持ちの趣味イメージがある茶道……諦めるべきか

なんてマジで思っていた私の前に現れたのが、お友達!

なんと、私の本業で一緒に活動しているお友達のもうひとつの顔が、私がとっつきにくいと思っていた「テーブルでの茶道」の先生だったんです!

彼女は普段はInstagramを中心にテーブルスタイル茶道体験会を募集されているようですが、Chichanは思った。

Chichan
Chichan
これ、私が諦めてたことを体験できるチャンスじゃない!?

そして、友達に土下座して体験会を開いてもらいました(笑)

道具なしx経験なしx資格なしの初心者がテーブル茶道オンライン体験会で学んだこと

Chichanテーブルで茶道の体験会に参加する図

Chichanテーブルで茶道の体験会に参加する図

道具なしx経験なしx資格なしの三拍子なChichanは、ドイツにいながら茶道を体験できるかどうか半信半疑でした。

Hannesも

Hannes
Hannes
Teezeremonieは畳でやるもんじゃないの!?

と驚いていたことを覚えています。

しかも、テーブルだし、当時は茶道具なんてなかったし、あるのは抹茶だけ(笑)

ですが、しっかり体験できたし、学べましたよ!!!

ドイツで学べたんだから、日本にいるアナタはゼッタイ学びやすい!!

大丈夫だよ^^

Chichanが当時学んだことをまとめると、シンプルにこの2つです。

  • 茶道具なくても体験だけならできるので気負いしなくていい
  • 和菓子の話や掛け軸のヒミツなどの教養が学べた

茶道具なくても体験だけならできるので気負いしなくていい

茶道具なくても体験ならできるって言うことがわかり、気負いしなくて良かったんだなぁと思っています。

茶道って

「実際にその場で作法を重んじながらやんないとだめなの?」

「むしろ着物ないとだめなん?」

っていうイメージが強かったんです。

テーブルスタイル茶道の場合は、今までの茶道の概念を払拭し現代の生活に合わせてテーブルや自宅にあるポットでやっていいよ~という、大変ありがたい仕様でした。

畳99%存在しない海外ドイツにいるにもかかわらず、テーブルの上で気軽にお茶を点てて楽しめるというスタイル。

めちゃ感動したものです✨

日本にいた時に知りたかった―!!

もちろん、細かな部分は担当される先生によって異なるかもしれませんが、講師をしてくれた友達は海外在住者の事情を考慮してくれ、家にあるものでやろうと言ってくれました。

余談ですが、茶道の体験を近所でやってて道具をレンタルしてもらえる場所なんかも体験しやすいですよね!!

【余談】抹茶はドイツでも売ってます!

ドイツに抹茶があることに疑問を持つ方もいるかもしれませんが、Amazonで健康食品の一環として購入できるっぽいです!

我が家では、夫が抹茶ケーキを作ろうとして抹茶パウダーを購入していたようで、そちらを拝借しました(笑)

最近では、日本の茶畑と業務提携した会社がドイツにもあるのを発見!

そこで日本の抹茶を通販で購入できるみたい。

今の抹茶が無くなったら、購入してレポートでもしてみますね!

和菓子の話や掛け軸のヒミツなどの教養が学べた

ただ抹茶の点て方をレクチャーするにとどまらなかったオンラインでのテーブル茶道体験!

冒頭では、茶室に欠かせない掛け軸の話はもちろん、日本の四季にまつわる話お茶菓子についても学べました。

メモを取りながら「ふむふむ、なるほど!」とか言ってみたり、前後にうるんだりと(笑)、日本史オタクにはたまらない時間が過ごせましたよ!

日本史を知らなくても、お菓子のヒミツはとても興味深いのではないでしょうか👍

茶道具なしの私が茶筅の代わりに使用した○○の話

茶道具ない初心者の私でしたが、Hannesが所持するそれっぽいお茶碗や器だけはありました(笑)

ですが、茶筅がない!!

「都会はありそうだけど、私が住んでいるところにそんなもん売ってるのか!?」

って思ってました。

(現在は売ってる場所見つけたのでちゃんと買いましたよ!!)

なので、私が当日何を持ってきたかというと……

泡だて器でお茶を点てる図

泡だて器でお茶を点てる図(笑)

泡だて器(笑)

泡だて器で抹茶を点てたのって、多分私しかいないんじゃないかって思う(笑)

お友達のお点前(客の目の前でお茶を点てる動作の手順のこと)を画面ごしに見るだけでなく、実際に

「やってみたい!」

と思って泡だて器でチャレンジする私の手順も、友達にバッチリ見ていただきました!

これには感動したものです(´;ω;`)

私も誰かに茶道のお点前をレクチャーする日が来たら、

「じゃ、当日までに茶筅買っといて」

っていう先生じゃなく、

「今回は体験だから小さい泡だて器でも良いよ!」

って言える先生になりたいなって思いました。

最後に

実際に体験したテーブルでできる茶道体験で学んだことについてつらつら書き連ねました。

Chichan
Chichan
海外やインドア派が茶道学ぶならこれだ!!
Hannes
Hannes
Chichanはテーブルで茶道習って指導してみて、そのあとに畳にグレードアップだね!
プレッシャー!!(笑)マイペースに頑張るね!

ってことで、テーブルでできる茶道に感動した私は、1年の時を経ていよいよ本格的に茶道を学ぼうと思ったのでした。

「いきなり畳の茶道だと、ハードル高い」

「お金をかけずにまずは気軽に茶道に触れてみたい」

「海外で満足に茶道具手に入らないんだけど……」

という方は、テーブルでの茶道という選択肢もアリなんじゃないかなって思います。

私個人の意見として、憧れからスタートするって、悪いことじゃないと思うんですよね。

ブログでも暴露している通り、実は茶道をはじめとする日本文化的なたしなみに、ずっと憧れていたんです。

後悔するくらいなら、あるものでまずはチャレンジしてみて、

楽しい!

素敵!

続けたい!

もっと知りたい!

っていう気持ちが出たら、先に進んでも良いと思うんですよね。

この記事がきっかけで、アナタの和文化との出会い、ひいては夢中になれるものの発見のヒントになればChihannes2人は嬉しいです。

Chichan
Chichan
最後までご覧いただき有難うございました!

Chichan

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